『注文の多い料理店』は、手遣い人形を広い舞台でダイナミックに使う2人芝居です。
都会から来たふたりの紳士が山で迷い込んだのは、西洋料理店「山猫軒」。ひとつ扉をくぐるごとに現れる「お願い」をしていたのは、人間を食べようと待ち構える山猫だった!
誰もが知るであろう、宮沢賢治による童話『注文の多い料理店』。東京から遊興気分で狩りに来た「紳士」と、腹を空かせて彼らを狙う「山猫」のストーリーには、都会文明への批判の眼差しが込められているとされます。ものがたりが書かれてから100年あまり、西洋文化が当たり前になり、ずっと便利に生活することができるようになった現代のわたしたちに、登場人物たちの姿はどう映るのでしょうか。
2025 いいだ人形劇フェスタ 学生交流公演
2025/8/8 (金) 開演15:00
開場20分前
料金/無料
会場/飯田市丸山公民館(長野県)
公演時間/約30分
他の学生劇団とのジョイント公演です
作品の対象年齢は小学生以上〜ですが、当日会場での入場制限はありません。
学生交流公演は、7団体が3つのセッションに分かれて上演します。
15:00開演:岐阜聖徳学園大学短期大学部 人形劇団ぷんちく + 筑波大学 人形劇団NEU + 風車(人形劇団NEUメンバー)
(30分休憩)
16:40開演:人形劇団ルンダン(大阪芸術大学)+創価大学 児童文化研究部JARi研
(30分休憩)
18:00開演:演劇企画ひろば(大阪芸術大学)+武蔵野美術大学 人形劇団ダニ族
タイムテーブル・上演順は計画中のもので、予告なく変更する場合があります。
人形劇団NEU(ノイ)は、筑波大学で活動する「人形を使った舞台を届ける、演劇系・美術系サークル」です。
「大人も子どもも楽しめる人形劇」が合言葉。学内はもちろん、公共施設・イベントなど、様々な場所で上演をおこなっています。
作品の企画・美術も劇団内でおこないます。演技ではなく、これら裏方を得意とする劇団員も多いのが特徴です。年間で2〜4本程度の作品を制作しています。
多くの学生人形劇団は、保育・教育活動をベースとする経緯から低年齢向けの作品を制作していますが、ノイはこれに限らず、様々な年齢層を対象にした、また表現に拘った作品を制作しています。